「学び」の移り変わり

学び全般
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コロナ禍での「学び」

ここ数年を振り帰ってみると、私自身が「学び」を意識したのは2020年のコロナ禍でした。

生活や働き方が一変し、自分自身の時間が増加したことから、「これを機に資格試験の勉強でもしてみようか」と思い、社労士の勉強を始めたのが契機でした。実は、その3年ほど前に、労基法などは少しかじっていたので、「再開した」というのが正確な表現です。

再開にあたり、通信講座も利用して、本当に久しぶりに本格的な勉強をしました。

社労士の勉強そのものは楽しかったのですが、過去問演習に入り、細かい内容を覚えていく段階になると、負担感を覚え興味も薄れてしまいました。

結局、社労士の勉強は本試験を受験することもなく、終了を迎えました。

その後は、FP1級、続いて中小企業診断士試験の勉強を行いました。

これらの資格試験には無事合格できたのですが、やはり試験の種類(分野)によって「向き不向きがある」ということを感じました。

FP試験や中小企業診断士試験については(感覚値で)半分から6割ほどはそれなりに馴染みのある内容でした。しかも、FP試験や中小企業診断士では、「不得意科目を得意科目でカバーする」という戦略が通用します。とりわけ、FP試験については(科目毎の)足切りさえありません。

一方、社労士試験では、馴染みのある内容は労基法程度(試験科目全体の1割程度?)であり、他の科目はほとんど基礎知識がない状態でのスタートでした。また、社労士試験では、(基準点や足切り点などが細かく設定されているので)不得意科目を得意科目でカバーするということができないという点でも難しさを感じました。

診断士の2次試験(口述試験)から4カ月ほど経過した2023年5月にコロナが5類に移行したことにより、私のコロナ禍での「学び」は一段落しました。

 

その後の「学び」

5類移行から約10ヶ月弱が経過した現在は、「英語」、「DX」、「統計学」などを勉強をしています。

「英語」については、現状は単独の勉強は行わず、「英語 × 〇〇」という形で、〇〇(DX,統計学等)の方をメインとして取り組んでいます。

資格試験とは離れた形で進めているので、真剣味が足りない部分はありますが、楽しみながらマイペースで進めています。

昔の学び

さて、自分自身の学びについて、学生時代を振り返ってみることにします。

高校生の頃は、英語はあまり好きではありませんでした。「受験があるから仕方なく勉強する」という感じで、大学受験が終了した後はほとんど勉強しなくなりました。

高校時代は国語が好きで、特に古文が好きだったことを思い出しました。

古文と言えば、学生時代(受験勉強期間中)にあまり読めなかった以下の本が復刊しているので、機会があれば読みたいと考えています。

さて、英語の話に戻りますと、社会人になってから数年間は英語にはまったく無縁でした。

しかし、ちょっとしたきっかけで英語に取り組み始め、その後にUSCPAの資格を取得したり、海外大学院に留学することになるので、人生分からないものです。

この間に、「英語自体が好きになった」ということも確かにあるのですが、それ以上に「英語で学ぶことの面白さ」を知ったことが大きかったと思います。

最後に「統計学」ですが、こちらは大学で初めて学びました。

当時はまじめに講義を聞いていなかったので、内容についてまったく覚えていません。その後、MBA留学時に統計学を本格的に学ぶことになるのですが、当時の英語の書籍が非常に詳しく実用的だったこともあり、興味深く勉強できました。

統計に関しては、複雑な処理はExcelなどのソフトを使えば事足りるのですが、数学的な背景知識があると処理の意味が分かって面白いです。

私自身は文系学部出身ですが、高校時代は数学が好きだったこと、仕事柄、多少数学を使うこともあるので、数学についても併せてブラッシュアップを図りたいと考えています。

 

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