Working From Home(4)

NHK実践ビジネス英語
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今日は、NHK実践ビジネス英語のLesson16  Working from Home(在宅勤務)の4回目です。

ビニェットに出てきた例文は✅、自作の例文は☒で示しています。






背景

「在宅勤務」(working from Home)が増えたことで、通勤する際にも「あまり交通渋滞にあわない」(face less traffic )で、電車やバスでも「座れる可能性が高まる」(stand a better chance of getting a seat)ことになります。

すでに数年来在宅勤務をしている友人からの有益な助言は、「少ないほど良い」(less is better.)というものでした。つまり、「小型電子機器や仕事用のアプリケーション」(gadgets and work apps)は少なく、ということです。

 

4日目の表現

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]● be much better used  はるかに有効に活用される[/st-mybox]

✅  The time I spend commuting every day could be much better used in working at home.
(自分が毎日通勤に費やす時間を在宅勤務でははるかに有効に活用できるのではないか。)

 

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]● stand a better chance of  ~の可能性が高まる[/st-mybox]

☒  We can stand a better chance of attracting overseas travelers.
(外国人旅行客を惹きつける可能性が高まるでしょう。)

 

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]● stay  in one’s pajamas   パジャマ姿でいる[/st-mybox]

✅  When I first began working from home, I stayed in my pajamas until noon or so.
(私が最初に在宅勤務を始めた時には、正午位までパジャマ姿でいました。)

 

☒ We had to stay in the hotel  until we got our Covid19 test result.
(新型コロナの検査結果が出るまで、私たちはホテルに滞在していなければならなかった。)

 

現在完了形の呪縛

言うまでもありませんが、英語は日本語とは違う言語体系です。

「日本語にあって英語にはないもの」、逆に「英語にあるが日本語にないもの」があります。

日本語にない英語表現という点では、「現在完了形」が真っ先に思い浮かびます。

 

現在完了は和訳NG

中学校で英語を習い始め、大体わからなくなるのが「現在完了」あたりでしょうか。

学校で、「現在完了は、『have+過去分詞』で表し、「…した。」と訳します。」とか「現在完了には、完了、結果、経験、継続の用法があります。」…などと説明され、「??」となった方も多いのではないでしょうか。

現在完了が分かりにくい最大要因は、日本語に(現在)完了時制という概念がない(あるとしても非常に曖昧)という点にあると思います。

したがって、現在完了形を日本語に訳すと、過去形のような和訳になってしまいます。

結果、(日本語訳を見ると)「過去形と大して変わらないのに、なんでわざわざ現在完了形なんか使うの?」となるわけです。

間違いの最大の要因は、(日本語にない)現在完了形を使った表現を日本語に(しかもきれいな日本語に)和訳しようとする点にあります。

和訳すればするほど、現在完了が(ひいては英語そのものが)分からなくなるという悲劇です。

現在完了形ではコアの概念というかニュアンスを体得することの方が圧倒的に重要です。

 

現在完了形のコア概念

現在完了形は「現在」完了という訳語が示すように、現在と関係のある概念です。

一方の過去形は、現在とは切り離された過去の出来事を表します。

例えば、「宿題を終えた」ということを過去形と現在完了で表します。

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]I finished my homework.[/st-mybox]

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]I have just finished my homework.[/st-mybox]

過去形の場合、1時間前なのか、昨日なのか、1週間前なのかわかりませんが、とにかく宿題が終わったという「事実」を示しています。現在と切り離された過去の話を淡々と述べる、というイメージです。

一方、現在完了の方は「今、終わった」という状態を表しています。
1時間前から始めたか3時間前から始めたか、あるいは数日かけて取り組んだかは(文章からは)不明ですが、過去からずっとやってきたことが「今、終わった!」という状況というか感情が読み取れます。

これが完了形のコアイメージです。

 

現在完了形には感情が隠されている?

現在完了は現在との関わりが深い表現です。なので、何らかの感情が隠れているケースが多くあります。

① 2時間前から取り組んでいた学校の宿題が今終わった ➡ (やったぜ!)  ➡ 完了

② 今までににニューヨークに5回行ったことがある ➡ (すごいだろ?) ➡ 経験

③ 10年前から(ずっと)現在まで日本に住んでいる ➡ (感情は不明)  ➡ 継続

④ (朝から故障していた会社のエレベータが)今も止まったままだ ➡ (イライラ)  ➡ 結果(継続?)

先の4つの用法に無理やり当てはめると上記のようになりますが、別に4用法とかは知らなくても、「現在との関係」というコア概念さえ(肌感覚で)理解していればまったく困りません。

そして、仕事を終えたとき、I’ve just done it. (終わったぜ!)と感情を込めて英語を使ことで、(日本語訳では分からない)英語のニュアンスが身につくようになります。

 

本日は以上です。

 

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