Midlife Crisis(1)

NHK実践ビジネス英語
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本放送から1週間遅れですが、今週からNHK実践ビジネス英語は、Lesson15 Midlife Crisis(中年の危機)となります。

今日は第1回目ですが、例によって、ビニェットに出てきた例文は✅で、自作の例文は▣で示しています。

 



背景

「中年の危機」(Midlife Crisis)というのは本当に存在するのでしょうか?

「今までにそうした人には出会ったことがない」という、若手社員からの疑問を契機にビニェットがスタートします。

「中年の危機」は決まり文句(cliche)でも思い込みでもなく、現実に存在します。

ただ、微妙subtle)な問題なので、親しい人の間でも滅多に話し合ったりしないようです。

老化(aging)、死すべき運命(mortality)、人生における目的意識(sense of purpose in life)に悩んだりします。

また、寿命(longevity)が延びたことは喜ばしいことですが、そのことによって経済的な負担financial burden)も増大しています。

 

1日目の表現

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]● all too real  まさに現実の[/st-mybox]

 

✅ Having a midlife crisis is all too real for me.(中年の危機を経験するのは、私にとって現実です。)

☒ Covid-19 crisis has become all too real for us.(コロナ危機は、我々にとって現実となった。)

 

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]● be faced with …に直面する[/st-mybox]

✅  It’s quite normal for middle-aged people to be faced with difficult choices.(中年の人たちが難しい選択に直面するのはごく普通のことです。)

 

イディオムとして、face the music(報いを受ける、厳しい現実に直面する)というのもあります。

☒ He is wasting his money on luxury products, and will face the music.
(彼は贅沢品で浪費しているが、いずれ報いを受けるだろう。)

 

自分にとっての「日常英語」を見出す

「ビジネス英語はちょっと無理だけど、日常英会話程度なら何とかなります。」

…時々聞くフレーズですが、本当でしょうか?

私にとっては、仕事の英語(=日常英語)よりも日常英会話の方が、はるかに難しいです。

仕事で必要な英語の文献を読んだり、英文メールのやり取りをするというのは、私にとっては日常的な英語との関わり方。

一方、私にとって外国人とその時々の話題で(日常)会話をするというのは、非日常的な関わり方になります。

(特に昨今のコロナ禍で、外国人と直接会って話をする機会は激減しましたので、以下のような場面はさらに非日常化しました。)

相手の興味やその時々の会話の流れに応じて、臨機応変に英語で対応する(日常会話の)難しさはかなりのものです。

 

一つ言えるのは、外国人が日本人に聞きたい(=話をしたい)と思うのは基本的に「日本のこと」

「日本なんて極東の島国。とるに足りない存在だ」と思っている〇〇人の多くは、ほとんど興味を示しませんが、相対的にアジア系の人たちは日本をよく研究しているように思います。

例えば、かつての話題としては、日本の政治システム(政党政治、小選挙区制、次世代のリーダーなど)、日本の歴史(室町幕府の滅亡理由、荘園制度、信長と秀吉の功績など)、地域事情(「東京」はどのエリアを意味するのか?、家賃水準、家族関係など)、皇位継承問題など、日本語でも答えられないような話題に及ぶこともあります。

言い換えると、こちらが日本のことを良く知らないと、そもそも(話す内容がないので)会話が成立しないということです。

(逆に、ビジネスの場合は普段日本語でやっている「内容」があります。これを英語で表現するだけなので、ある意味楽です。)

 

結局、(難しい)一般的な日常英会話ではなく、まずは”自分にとって”身近な「日常英語」を見出すことが大切ではないかという気がします。

 

本日は以上です。

 

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