改めて振り返ってみると、過去色々な専門学校を利用してきました。
ここで、私が今までに利用した専門学校(一部通信)について、印象の強い順(≒投資金額の多い順)に思いつくままに書いてみたいと思います。
目 次
A専門学校 投資額:約80万円
受講期間の長さ( =投資額)で突出するA専門学校。
記憶する限り、通算で3回(通学2回、単発の模擬試験1回)利用しており、加えて市販書籍なども結構買っているので、総額80万円程度の投資をしていることになります。
ちなみに、1回目⇔2回目、2回目⇔3回目はそれぞれ数年の間隔があり、ほとんど(というか全く)関連性のない利用です。
ここまで書くと、何か「A専門学校 信者」と思われるかもしれません。
実際、A専門学校の「とある」市販書籍に出会わなかったら、もしかすると私の人生は変わっていたかもしれません。
その意味で、「A専門学校」は私にとって特別な存在と言えるかもしれません。
ただ、(市販書籍を除くと)最後の利用から現在まで既に10年以上が経過しており、今後も模試程度(社会保険労務士)ではお世話になるかもしれませんが、再び教室受講をすることは無いと思います。
A専門学校の市販本は、今後とも買う可能性が大ですが…。
ということで、気になるA専門学校の名前ですが…
現在でも大手資格スクールとして知られる資格の学校TACでした。
B専門学校 投資額:約20万円(実質プラス)
一番最初に通った専門学校で、投資額も(通った期間の長さも)歴代2位になります。
比較的規模の大きな専門学校だったと記憶していますが、私の受講した講座は10人ほどのアットホームな感じでした。
近くに食事する店がなかったのか、専門学校の休憩スペースで時々一人で「から揚げ弁当」を食べていた記憶があります。
なお、B専門学校ではその後アルバイトをさせてもらったこともあり、「払った受講料を上回る報酬」をいただきました。
貧乏学生だったので、非常に有難かったです。
気になるB専門学校ですが、残念ながらB専門学校は既に存在しません。
もしかすると、一部の業務はどこかの専門学校に引き継がれたかもしれません。
C専門学校 投資額:約1~2万円
C専門学校については直接授業を受けたことはありませんが、模擬試験のようなものを何度か受けた記憶があります。
A専門学校(TAC)同様、市販の書籍なども数多く出している「老舗専門学校」なので、利用された方・利用されている方も数多くいらっしゃると思います(C専門学校がどこか、もうお分かりかもしれません)。
しかし、なぜか私は(C専門学校の市販書籍を)利用したことがないことに先程気づきました。
別に「C専門学校が嫌い」というわけではなく、たまたまです。
恐らく「慣性の法則」のようなものなのでしょう。
最初に利用した専門学校に引っ張られるというか、安心感のようなものだと思います。
さて、(A専門学校のライバルともいえる)C専門学校ですが…
資格の大原です。
D専門学校 投資額:約2~3万円
社会人時代にスポット的に1~2ヶ月ほど通った経験があるD専門学校。
短期間だったので授業の記憶はほとんどなく、暑いさなかの休日に行われた講座だったこと、講義終了後には喫茶店で暫く涼んでいた記憶くらいしかありません。
当時は仕事面などでもかなりストレスや閉塞感があり、また、精神的にかなり疲れていたように思います。
したがって、「現実逃避目的」、「気分転換目的」での衝動的な受講という意味合いもあったかもしれません。
ただ、この講座を受けた数ヶ月後に資格の学校TACに再び通うことになりました。
(この頃になると、気力も充実していたと思います。)
その意味では、D専門学校の講座はひとつの「キッカケ」になったと言えるかもしれません。
ということで、気になるD専門学校ですが…
こちらも有名なLEC東京リーガルマインドになります。
E専門学校 投資額:約10万円(個人負担なし)
社会人になって3年目頃に利用した専門学校です。
ここでは講義が休日に行われていたのですが、当時は休日にわざわざ通う気にはならず、時々まとめて資料だけもらいに行くという形になっていました。
いわば、自主的に「通信講座」化していました。
ただ、社命に近い形での利用だったので、(実際に通わなくても)受講料(10万円弱位)は会社に負担してもらいました。
「会社に受講料を払ってもらって、実は通っていない」なんてことが知れたら、今なら上司から呼び出されて怒られかねないのですが、上司も過去の経緯(実際に通っていない社員が過去にも半数位はいたこと)を知っているので、不真面目極まりない若手社員に対しても寛容でした。
家族的な雰囲気の小さなE専門学校でしたが、私が受講した数年後には廃業したようです。
おわりに
振り返ってみると、ずいぶん色々な専門学校に通って、それなりの金額をつぎ込みました。
同時に、専門学校を利用して徐々に自分なりのスタイルや勉強法が確立していったような気がします。
言い換えると、専門学校のノウハウ(=知識面だけでなく、もう少し汎用的な仕組み)を少しづつ吸収し、自分の勉強にも活かせるようになってきたと思います。
また、私が専門学校を利用していた時期は、大手専門学校による寡占化が進んだ時期と言えるでしょう。
かつて私が利用した専門学校のいくつかは、寡占化が進む中で生き残ることができませんでした。
そして現在は、大手専門学校間の争いではなく、違う業態からの参入や様々な媒体の登場し、大手専門学校も厳しい時期を迎えています。
教育の利用者である我々にとって様々な選択肢が増えている点は喜ばしいですが、「古き良き時代」を知る私のような者にとって、専門学校に通っていた当時のことが懐かしく感じられます。
あの日々は二度と戻らない…
本日は以上となります。
コメント