【中小企業診断士】試験日までの道のり(その1)

中小企業診断士
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8月6日(土)、7日(日)の2日間にわたって行われた中小企業診断士の一次試験。

現段階で合否は不明なのですが、自分としては受験できただけでも本当に良かったと思っています。

勉強開始時期が遅く、しかも当初予定からもかなり遅れてしまったこともあり、試験直前になっても受験するかどうか迷いがありました。

そんな状態だったので、家族には「中小企業診断士」の勉強をしていることも、試験を受けることも、前日金曜日の夕食まで告げていませんでした。もっとも、中小企業診断士の問題集は家族の目に触れる場所に置いてあったので、「勉強をしていること」は知っていたと思います。

ということで、記憶が薄れないうちに、試験日までの道のりを記録しておきたいと思います。

 

8月5日(金)夕食後の会話

私:「土、日は朝から用事があるので出かけてくる」

妻・子供:「えっ? 仕事? 出張?」

私:「いや…ちょっと試験を受けてくる予定…」

妻・子供:「えぇ~、聞いてないし…」

妻:「何の試験受けるの?」

私:「中小企業診断士」

妻:「えぇ~。それで、試験場はどこなの?」

私:「〇〇大学(試験会場名)」

子供:「おー、結構近いじゃん。」

私:「まあね…近いからね…」

子供:「受験票に写真貼ったの?」

私:「今日の夕方写真撮って、さっき貼ったよ」

子供:「へー、すごいじゃん(何がすごいんだか…)」

 

中小企業診断士資格との出会い

中小企業診断士という資格の存在については以前から知っており、実は(かなり昔ですが)少しだけ勉強したこともあります。

社内異動で(診断士の試験科目に)関連する業務に携わるようになったこと、「同僚が中小企業診断士の勉強しているらしい」という噂を耳にしたことが、勉強を思い立ったきっかけでした。

当時は市販の参考書のようなものはなく(実際はあったのかもしれませんが)、某社の通信教育に申し込みました。
値段は確か3~4万円位だったと思います。

その頃の試験制度は、「鉱工業部門」、「商業部門」、「情報部門」の3部門に分かれており、私は「商業部門」を申し込んだ記憶があります。
もしかしたら「情報部門」だったかもしれませんが、その辺の記憶すら曖昧なほど昔の話です。

申込からしばらくして、教材が段ボール箱に入った状態で届けられました。
ガイダンス資料、各科目の教材と添削課題、そして質問シートのようなものが入っていたと記憶しています。

最初のうちは教材パラパラ読んでみたりしましたが、内容がよくわからなかったり、仕事が忙しくなったりで、結局教材の大半は箱に入ったまま放置されました。添削課題も1度も出さなかったと思います。

使わなかった教材も転居か何かの機会に処分したと思われ、現在は手元にありません。

その後、中小企業診断士のことはすっかり忘れていました。

 

社労士資格を通じて再び診断士に出会う

数年位前から、仕事で労働法関係の知識が必要となってきたこと、仕事上も社労士の方と接する機会があることから、社労士の資格を徐々に意識するようになってきました。

労働法関係の書籍を書店に買いに行った際、社労士の参考書コーナーに置かれていた労働基準法のテキストが非常にわかりやすく、さっそく購入して勉強してみました。

労基法の勉強に気分を良くして(?)、(社労士資格の勉強の流れに沿って)「労働安全衛生法」の勉強を始めたのですが、こちらは直接知りたい内容ではなかったこと、(意味不明な)機械の名称などがたくさん出てきたりして、興味は徐々に薄れていきました。

結局、3科目目の「労災法」の勉強に入ったあたりで、(完全に興味を失ってしまい)勉強をやめてしまいました。
また、「年金関係」についても本を読んでもよくわからず、結局、社労士の勉強はそこで頓挫してしまいました。

書店に行くと社労士の参考書類を物色することが多かったこの頃、社労士のすぐ横には中小企業診断士の参考書が並べられていました。再び中小企業診断士という資格が意識に上ってきました。

 

社労士資格 → 勉強したものの断念

その後何年か経過し、広範囲にわたる知識を学べるFP資格に興味を持ち、資格制度などについて少しずつ調べ始めていました。
FP資格では社会保険が試験範囲に含まれており、「(FP資格を通じて)もう一度社会保険を勉強してみよう」と思いました。

しかしちょうど同じ頃、コロナ禍で急に時間ができたこともあり、「(時間もありそうなので)いっそのこともう一度社労士資格を目指してみようか」などと(大それたことを)考えてしまいました。

社労士の勉強に関しては、(過去の経験から)独学でテキストを読み進めるのは難しいと考え、通信講座に申し込みました。確か、2020年の9月頃だったと思います。

通信講座に申込後、数か月間は試験に合格すべく勉強を続けていました。
しかし、①暗記すべき事項が膨大、②細かい部分まで暗記が必要、そして、③仕事も再び忙しくなってきたことからモチベーションが落ちてしまい、徐々に勉強から遠ざかるようになり、通信講座に申し込んだ翌年の3月(2021年3月)頃には、その年の受験は断念しました。

 

社労士受験を断念した本当の原因

上記①~③の要因は(多かれ少なかれ)受験生にとっての共通の要因であり、そうした要因を克服して勉強を継続している方、合格されている方も数多くおられるわけです。

結局、私の場合(資格を取りたいという強い気持ちが不足しており)モチベーションが維持できなかったということに尽きるかと思います。

 

FP試験から診断士試験へ

社労士受験を断念したことで、再度FP試験に挑戦しようと考えました。2021年6月頃のことです。

社労士試験については受験は見送ったものの、一般常識科目2科目(社会保険一般、労務管理一般)の通信教材が手つかずで残っていたため、試験日までに一通りの勉強(動画視聴)を終えることを目標に勉強を継続しました。

FP試験は2021年9月の学科試験、翌年2月の実技試験を経て、今年3月の合格で一段落したので、診断士資格を再び意識するようになりました。
(診断士と並び称される)社労士資格に挫折したことも、診断士の勉強を始める契機になったのかもしれません。

こうして2022年4月から診断士の勉強がスタートしました。

 

次回に続きます。

 

 

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