今日は、「NHK実践ビジネス英語」からLesson13 Solo Living(独り暮らし)の2回目と3回目になります。
今日の英語表現
ビニェットの中から気になる表現、使える表現をいくつかとりあげてみたいと思います。
✓ The number of families comprising four or more people has been falling since around 1990. |
“comprise“は、「(…で)構成される」という意味になります。
ビニェットの中では現在分詞として使われていますが、通常は、
A typical household in Japan comprises four people. (典型的な日本人世帯は4人です。) |
といった形で用いられます。
現状では4人家族が典型的とは言えないと思いますが、便宜上の例文なのでご容赦ください。
一方、同じような意味として、”be composed of” があります。
A typical household in Japan is composed of four people. (典型的な日本人世帯は4人です。) |
一方、両者を混同して以下のような間違った表現も良く見られます。というのは、compriseはincludeとほぼ同義で、compriseには既に”of”の意味が含まれているため、”comprise of”という用法は適切ではないということがその理由です。
△ A typical household in Japan is comprised of four people. |
ただ、オンラインのOALD(Oxford Learner’s Dictionaries) などによると、be comprised of も特に間違いとはされていないようなので、△にしておきました。
Nativeの間でも結構見解が分かれるようです。
一方、以下のような用法は間違いとされています。
× A typical family in Japan comprises of four people. × A typical family in Japan is comprising four people. |
次の例文です。
✓ Other factors include increasing longevity and greater urbanization. (他の理由としては例えば、寿命が延びていることと都市化が広がっていることです。) |
シンプルですが、非常に英語らしい表現です。
同じような内容を私が言うと、”Other factors are, for example, longevity and greater urbanization.”という感じになりますが、includeを使うことで、「他にもあるだろうけど、こんな要因がある。」ということをうまく伝えることができると思いました。
なお、longevity (寿命)も覚えておきたい単語です。
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