今日は私が社会人になって「やり直し英語」を開始した当初に使った教材や勉強に関する話題です。
当時の私のTOEICの点数は500点未満。英語の基礎力が大分欠けた状態でのリスタートでした。
本来であれば、基礎的な単語集や文法書、あるいは中学生の教科書あたりを使った勉強が、英語力アップのためには最適だったのかもしれません。
しかし、上記の方法は(モチベーションがそれほど高くなかった私にとっては)「挫折リスクが高い」と考え、敢えて採用しませんでした。
代わりに、 興味ある教材を優先し、当時の私の英語力を遥かに超えたNHKラジオの「やさしいビジネス英語」を使った勉強を採用しました。
毎月の教材はほぼ処分してしまいましたが、ベストセレクション系の教材は数冊手許にあり、今でも時々、聞き返しています。
もし、「やさしいビジネス英語」がなかったら、私の英語力アップもなかったのではないか、と思います。
「やり直し英語」の開始から暫くして、ある程度英語に触れる習慣が身についてきた頃、TOEIC対策の勉強も開始しました。
最近では、英語学習本を買うことはほとんどなくなりましたが、当時は大型書店のTOEIC対策のコーナーに行っては、TOEIC用の教材を物色していた記憶があります。
とは言え、当時買った教材の多くはほぼ「積読状態」となってしまい、しばらくして古本として買い取ってもらうことになるのですが…。
TOEIC用の教材はライフサイクルが短く、当時私が買った教材は今ではほとんど販売されていませんが、印象に残っている教材を何冊かご紹介したいと思います。
最初は、初期の頃に使った英文法の本(絶版)です。
本書は勉強(暗記)色が薄く、英文法をイメージで捉えることを主眼とした本で、何度か読み返した覚えがあります。
学習初期段階では、短期間で読み通せる「できるだけ薄い本」を選ぶのがポイントだと思います。1冊読み通すことで、達成感が得られ自信もつきます。
次もTOEIC文法の本(問題集)です。恐らく、TOEIC対策に最も力を入れていた頃に使った本だったと思います。この本は何度も繰り返し勉強した記憶があります。残念ながら絶版のようです。
次は英単語です。こちらは現在も人気のDUO3.0です(私が使ったのは、DUO2.0)。
短文で英単語を覚えるというコンセプトの本で、別売りのCDと併せて勉強しました。暫くしてTOEICの勉強からは一旦離れましたが(離れた当時の点数は、確か700点位を少し超えた位でしたが)、その頃まで、単語集としてはこの本しか使いませんでした。
3冊目はリスニングです。TOEIC対策用というわけではないのですが、リスキング力アップ目的で購入したと思います。なお、私が使ったのは旧版の方になります。
上記は、AFN(米軍の英語ラジオ放送)の番組の合間に流れるラジオ広告を集めたものです。話される英語は(ネイティブ向けなので)かなり速いのですが、広告1本あたりの時間が短く(ほとんどが1分未満)、ユーモアのある内容だったりするので、聞いていて負担感はありません。
また、英文スクリプトと日本語訳もあるので、内容確認も容易です。この教材は何度も聞いた記憶があります。
ということで、私がやり直し英語を開始した当初の教材から印象に残っているものをご紹介しました。
次回は、私がTOEIC対策を離れるまでの英語の勉強について、振り返ってみたいと思います。
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